不動産の購入を決めた際、ローンの金利が低ければお得だと思ってなにも考えずに契約してしまってはいけません。
実は、金利が低いローンは返済中に返済額が上がってしまう可能性があるのです。
今回は不動産購入の際に使用できる住宅ローンの種類と、選ぶポイントや金利についてご紹介します。
不動産購入で住宅ローンを活用するのでしたら、ぜひチェックしてみてください。
不動産を購入する際に利用できるローンの種類とは
ローンの借り入れ先は公的融資と民間融資の2種類が存在します。
公的融資は国や自治体などの公的機関が行ない、財形持家転貸融資・財形住宅融資や自治体融資などが存在します。
いっぽうで民間融資とは銀行や信用金庫などの民間金融機関が提供しているローンです。
提携ローンが一般的で、不動産会社やハウスメーカーと融資を行なう金融機関が提携して提供します。
金融機関と提携している不動産会社やハウスメーカーから住宅を購入する際には金利優遇などもあります。
どちらが良いというよりは、どちらが現状の自分にあっているかをしっかり見定め、無理のない返済のできるローンを選ぶのが大切なのです。
不動産を購入に使用するローンを選ぶポイントとは
民間融資も公的融資も、どちらにしてもしっかりとおさえておきたいのが返済期間、金利、返済方法から自分にあったものを選ぶということです。
どんなに遅くても定年退職までには返済を終えるように設定し、将来の収入などと照らしあわせて自分にとって無理のないものを選ぶようにしましょう。
そのためにも実際に融資を受ける機関に相談して、自分になにが合っているのかを確認するのも良いでしょう。
不動産購入をする際に利用できる金利はどのようなプランがあるのか
住宅ローンには変動金利型、固定金利型、全期間固定金利型と3種類の金利があります。
変動金利型は半年ごとに金利が見直され、返済額は5年ごとに見直されていきます。
見直し後の返済額は増えても従前の1.25倍以内というルールはありますが、金利変動の幅には制限がないのです。
そのため金利が上昇してしまい、元金が返せなくなってしまうという事態に陥る場合もあるのです。
その場の金利が低くても、後々金利が高くなってしまう可能性があるので注意深く検討してください。
固定金利はその金利が一定期間固定されます。
そして全期間固定は金利も毎月の返済金額も固定されいているので、その場の金利が高くても安定した返済が可能です。