古くなったマイホームを手放し、新しい物件に買い替えたいと考えるとき、気になるのが資金のことかもしれません。
人それぞれに合った買い替えのタイミングがありますので、慎重に見極めて進めていきましょう。
マイホームの買い替えのタイミングとローンについて
多くの方がローンを利用してマイホームを購入していると思いますが、注意したいのがまだ返済しきれていないローンについてです。
●残債
すでに完済している方は、迷うことなく買い替えを検討できるでしょう。
希望に合った物件を積極的に探していきましょう。
購入先行でも大丈夫です。
●(手元)資金
まだ完済していない方であっても、貯金などですべて返済できるようであれば購入を検討できます。
ただし、貯金全額を使ってしまうと、予想していなかったことが起こったときに対応できない可能性もあるので、慎重に考えることをおすすめします。
住み替え購入のための資金がある方は購入先行でも良いですが、資金にあまりゆとりがない方は、売却先行もあわせて検討してみてはいかがでしょうか。
●売却
ローンが残っていても、現在のマイホームを売却することで完済できるようであれば、買い替えても良いでしょう。
売却先行で進めていきましょう。
マイホームを買い替えることでどんなメリットがあるのか
自分に合った環境で便利な生活できるのが、住み替えの一番のメリットかもしれません。
●ライフスタイル
ある程度の年齢になると、これからのことがおおよそ分かってくる方も増えてくるのではないでしょうか。
この時点をタイミングと捉え、買い替えをする方もいるようです。
●家族構成
お子さんの誕生や就学、お子さんの自立など、長い人生にはいろいろなことがあります。
家族構成に合わせて住み替えすることで、より快適な生活ができます。
●資産価値
これからどれくらいの価値が見いだせるのかを考えて、メリットが感じられる物件に買い替える方もいます。
マイホームの買い替えのタイミングと年収について
大きな買い物となるマイホームの住み替えは、長期の返済になることが予想されるため、よく考えて判断する必要があります。
●借入可能額
ローンの利用額は、年収のだいたい5倍くらいだと言われています。
●生活予備費
お子さんがいる方は、学費についても考えておかなければなりません。
また、マイホームの修繕費などもかかります。
●ローン期間
定年後は収入が無くなったり減ったりすることが予想されるため、無理のない返済期間を考えましょう。