一戸建てを購入する際は、住宅そのものの取得費だけではなく維持していくための費用も必要となります。
無理のない資金計画を立てるためには、継続的にかかる費用についてもしっかり把握しておくことが重要です。
そこで今回は、一戸建て購入後にかかる費用について、税金や保険、修繕費に分けて解説します。
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一戸建て購入後にかかる税金
一戸建て購入後にかかる税金には不動産取得税、固定資産税、都市計画税があります。
不動産取得税は取得後一度だけかかる税金です。
固定資産税は毎年かかる税金で固定資産評価基準に税率をかけて算出されますが、特例措置により税額が大きく減免される場合もあります。
都市計画税は市街化区域内ある住宅に課税される税金で、毎年納税する必要があります。
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一戸建ての購入後にかかる保険料
一戸建て購入後にかかる保険料には火災保険と地震保険があります。
隣家からのもらい火で火災の被害を受けた場合「失火責任法」により損害賠償が請求できないため、家財を守るために火災保険は必須です。
また、火災保険によっては水害や落雷、飛来物による損害に対応するものもあるため、必要に応じて保障する災害の範囲を広げることもできます。
地震保険は単独では加入できず、火災保険に付帯する形で契約するのが一般的です。
地震保険は民間保険会社が負う保険責任を政府が補償する公共性の高い仕組みとなっているため、保険料や補償内容はどの保険会社でも一律となっています。
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一戸建ての購入後にかかる修繕費用
一戸建ては新築から30年間で400万～800万円程度の修繕費がかかるのが一般的です。
もっとも劣化が進みやすいのが、外気や紫外線に常にさらされている外壁や屋根などです。
また、キッチン、お風呂などの日常的に使用する水回り設備も経年劣化が進みやすい箇所といえるでしょう。
修繕にかかる費用や頻度は、使用している素材や使用状況などによっても大きな幅が生じます。
修繕費用を削減するためには、日々のメンテナンスと定期的な保守点検をおこなうことが欠かせません。
修繕費用は一度に高額な費用がかかるため、毎月少しずつ積み立てしておくことも大切です。
目安としては月1万～2万円程度用意しておくと、修繕時に家計に大きな負担を与えずに済むでしょう。
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まとめ
一戸建て購入後にかかる税金には不動産取得税、固定資産税、都市計画税があります。
一戸建て購入時には火災保険と地震保険に加入する必要もあります。
さらに新築から30年間で400万～800万円程度の修繕費がかかるため、毎月少しずつ積み立てしておくのがおすすめです。
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株式会社住建ネット メディア編集部
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