インスペクションという言葉を聞いたことがある方は、少ないかもしれません。
しかし、不動産を売却をするときはインスペクションが重要です。
この記事では、インスペクションの目的や費用についてご紹介します。
不動産売却時のインスペクションとは何か
不動産売却時に重要となるインスペクションとは、既存住宅の建物状況を調査、検査することを言います。
また、賃貸アパートや賃貸マンションでも中古であれば、調査対象になります。
調査時間も一回に1時間から3時間ほどで、2週間程度で終了します。
調査は建築や不動産、住宅の診断方法に精通しているホームインスペクターがおこなうので、安心して任せることができます。
不動産売却時のインスペクションの目的はどういったものなのか
実行するかの意志は、売主と買主が決定します。
では、どういった目的でおこなうのでしょうか。
売主の目的としては、物件が安心して早く高く売れるかどうか、引き渡し後のトラブルを防げるようにするため、などが挙げられます。
一方、買主には、安心して物件を購入できるか、引き渡し後に実費費用がどれくらいかかるか予測したい、という理由で実施する方がいます。
メリットが双方一致しているので、実施するほうが安全かつ安心になります。
不動産売却時のインスペクションの費用はどれくらいか
坪数にもよりますが、平均5万円前後と言われています。
しかし、検査に合格すると安全性をアピールできるため、売却にかかるコストとしては、あまり負担が大きくないと感じる方もいるかもしれません。
また、検査に合格後、スムーズに既存住宅売買瑕疵保険に加入できます。
こちらの保険が、売却後、新たに瑕疵が発見された場合に、補修費用の一部を保険料によって支払うことができる制度です。
加入するには合格するだけではなく、新耐震基準を満たした住宅である必要があります。
既存住宅売買瑕疵保険は売却後のトラブルに対応してくれるものなので、インスペクションを受けたうえで、加入しておくことをおすすめします。
まとめ
インスペクションとは不動産売却をするときに買主、売主に安心感を与えるものです。
しかし、検査をするだけでは意味がありません。
検査をして、合格をして、初めて売却にも良い条件が与えられるのです。
また、予算や自分の時間と相談をしておこなうことも大切になります。
売却でメリットを得るためにも、周囲に話合いをしてからおこないましょう。
そのことを踏まえて、おこなうかどうかを不動産屋と相談しながら、ぜひ検査をしてもらうことをおすすめします。
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